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ムスカリ属とは?

むすかりぞく

ムスカリ属とは、地中海沿岸を原産地とするキジカクシ科の球根植物の一群で、春に青紫色の小花を房状に咲かせます。

ムスカリ属(学名: Muscari)は、キジカクシ科(旧ユリ科)に属する多年生球根植物のグループです。地中海沿岸から西アジアかけての地域を主な原産地とし、世界に約40〜50種が知られています。属名の「Muscari」はギリシャ語で「麝香(ムスク)」を意味しており、一部の種が麝香に似た香りを持つことに由来します。

最大の特徴は、葉の間から伸びた花茎の先端に、壺型または球形の小花が穂状に密集して咲く姿です。花色は青紫色が最も代表的ですが、白、ピンク、淡黄色の品種も育成されています。草丈は一般に15〜30センチメートル程度で、細長い線形の葉が根元から複数伸びます。

代表的な種としては以下が挙げられます。

  • ムスカリ・アルメニアクム: 最も広く流通する園芸種で、鮮やかな青紫色の花が特徴
  • ムスカリ・ボトリオイデス: 房状の花序が特に美しく、白花品種「アルバム」も人気
  • ムスカリ・コモスム: 上部の花が紫色の糸状に変化した独特の形状を持つ

秋に球根を植え付けると翌春3〜4月頃に開花し、チューリップやパンジーとの寄せ植えに多く利用されます。球根が毎年増殖するため、一度植えると群生化しやすく、ガーデニング初心者にも育てやすい植物として親しまれています。

使い方・例文

春の花壇でチューリップの足元に青紫色の小花が密集して咲いている場合、多くはムスカリ属の植物です。園芸店では秋口に「ムスカリの球根」として販売されています。

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