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ムカシトカゲとは?

むかしとかげ

カシトカゲとは、ニュージーランドに生息する爬虫類で、恐竜時代から姿をほとんど変えていない「生きた化石」として知られる特異な種です。

カシトカゲ(学名:Sphenodon punctatus)は、ムカシトカゲ目(Rhynchocephalia)に属する爬虫類で、現生するムカシトカゲ類の唯一の種です。ニュージーランドの離島を中心に生息しており英語では「Tuatara(トゥアタラ)」と呼ばれます。マオリ語の「トゥアタラ(背中に棘がある)」が語源です。

外見はトカゲに似ていますが、分類上はトカゲ目とは異なる独立した目(Rhynchocephalia)に属します。この系統は約2億年以上前にほかの爬虫類から分岐し、当時から形態をほとんど変えていないことから「生きた化石」と称されます。

ムカシトカゲの主な生物学的特徴は以下の通りです。

  • 体長は雄が最大50〜60センチ、寿命は100年以上に達するとされる
  • 夜行性で低温(摂氏16〜21度程度)を好み、他の爬虫類より低い体温で活動できる
  • 頭部に「第三の目(頭頂眼)」の痕跡を持ち、光の感知に関わると考えられている
  • 歯は骨に直接融合した構造(アクロドント歯)で、一生の間に生え替わらない

ニュージーランドへの外来種(ネズミなど)の侵入により個体数が激減したため、現在は法律で厳重に保護されています。ニュージーランドの一部の離島のみで生息を維持し、希少な爬虫類の保全モデルケースとしても注目されています。

使い方・例文

ムカシトカゲはニュージーランドの生物多様性を象徴する動物として有名で、博物館の展示や生物の教科書で「恐竜と同じ時代から生き残った爬虫類」として紹介されることがあります。

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