ミツオシエとは?
みつおしえ
ミツオシエとは、アフリカなどに生息するキツツキ目ミツオシエ科の鳥で、ミツバチの巣を人間やアナグマに案内する行動で知られます。
ミツオシエ(蜜教え、英語:Honeyguide)は、キツツキ目ミツオシエ科(Indicatoridae)に属する鳥の総称で、主にサハラ以南のアフリカに分布し、一部の種はアジアにも生息します。体長は約10〜20センチメートルほどで、外見は地味ですが、その行動が非常に注目されています。
最大の特徴は、ミツバチの巣を「案内する」行動です。オオミツオシエ(Indicator indicator)は、人間やラーテル(ミツアナグマ)を発見すると、鳴き声や飛翔で注意を引き、巣の方向へと誘導します。人間がその案内に従って巣を開き蜜や幼虫を取ると、ミツオシエは残ったミツロウや幼虫を食べます。これは異種間の協力行動(相利共生的行動)の代表例として生物学的に高く評価されています。
また、ミツオシエは卵を他の鳥の巣に産みつける「托卵」を行うことでも知られています。托卵先の仮親の卵やヒナを殺して自分が育てられるという、生態的に特異な繁殖戦略を持ちます。
ミツロウを消化できる珍しい能力も持ち、腸内の特殊な微生物の助けを借りてロウを分解・吸収します。この能力はミツオシエ科の鳥にほぼ固有のものです。
使い方・例文
アフリカの伝統的なハチミツ採集では、ミツオシエが鳴きながら巣へと案内してくれる習性を利用して、人と鳥が互いに利益を得る協力関係が築かれてきました。
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