キツツキ目とは?
きつつきもく
キツツキ目とは、木の幹をくちばしでつついて採食・営巣する鳥類の分類群です。
キツツキ目(学名:Piciformes)は、鳥類の目(もく)のひとつで、世界中に約400種以上が分布しています。キツツキ科をはじめ、オオハシ科やミツオシエ科など複数の科を含む多様なグループです。
キツツキ目の中でも特によく知られるキツツキ科の鳥は、いくつかの際立った特徴を持ちます。
- 強いくちばし:木の幹を毎秒20回前後という高速でつつき、昆虫の幼虫などを掘り出す
- 長くて粘り気のある舌:くちばしの長さを超えて伸び、穴の奥の虫を絡め取る
- 特殊な足の構造:多くは前後に2本ずつ指を持つ「対趾足」で、垂直な幹に安定してしがみつく
- 剛毛状の尾羽:幹に押し当てて支柱の役割を果たす
また、頭部への衝撃を和らげるため、頭骨が厚く海綿状の骨組織で覆われており、脳への衝撃を最小限に抑える構造を持つことが知られています。
巣は枯れ木に穴を掘って作り、使い終わった巣穴は他の鳥や動物のすみかとなるため、森林生態系において重要な役割を担っています。日本では、アオゲラ・コゲラ・アカゲラなどが代表的な種です。
使い方・例文
「森の中で木をトントンとつつく音が聞こえたら、キツツキ目の鳥が採食している可能性があります。」
この用語をシェア
最終更新: