アカゲラとは?
あかげら
アカゲラとは、日本をはじめユーラシア大陸に広く分布するキツツキの一種で、白・黒・赤の鮮やかな羽色と「ドラミング」と呼ばれる木を叩く習性で知られる野鳥です。
アカゲラ(学名:Dendrocopos major)は、キツツキ目キツツキ科に属する中型の鳥で、全長約24センチメートルほどです。背中の黒と白のまだら模様、腹部の白、そして下腹部から尾にかけての赤い羽色が特徴で、雄は後頭部にも赤い斑紋があります。
アカゲラは日本の北海道や本州の山地・丘陵の落葉広葉樹林に生息し、留鳥として一年中見られます。ユーラシア大陸では西ヨーロッパから極東まで広く分布する、キツツキ類の中でも代表的な種のひとつです。
アカゲラを特徴づける生態的特徴には以下のものがあります。
- ドラミング:くちばしで木の幹を素早く連続して叩く行動で、縄張りの主張や求愛に使われる。その速さは1秒間に約20回に達する
- 採食:木の幹に穴を開けて幼虫・昆虫・樹液を食べる。長く粘液質の舌で深部の虫を捕らえる
- 巣作り:自ら木に穴を掘って巣穴を作り、その使用済み巣穴がフクロウやムクドリ等の二次利用者に使われる
森の「大工」とも呼ばれるアカゲラは、生態系の中で他の鳥の住まいを提供するという重要な役割を果たしています。バードウォッチングの初心者にも見つけやすい存在で、コン・コン・コンという木を叩く音や「キョッキョッ」という鳴き声で存在に気づくことができます。
使い方・例文
冬の雑木林を歩いていると、木の幹をリズミカルに叩く音が聞こえることがあります。その音をたどると、白・黒・赤の羽色のアカゲラが木に取り付いてエサを探している姿を観察できます。
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