ミストラスの考古遺跡とは?
みすとらすのこうこいせき
ミストラスの考古遺跡とは、ギリシャのペロポネソス半島に残る中世ビザンツ時代の城塞都市遺跡で、ユネスコ世界遺産に登録されています。
ミストラスの考古遺跡は、ギリシャ南部のペロポネソス半島、スパルタ近郊のタイゲトス山麓に位置する中世の城塞都市跡です。13世紀にフランク人の領主ギヨーム2世・ド・ヴィルアルドゥアンによって築かれた城塞を起源とし、その後ビザンツ帝国に返還されて発展しました。
14〜15世紀にはビザンツ帝国の地方拠点として繁栄し、文化・芸術の中心地となりました。哲学者ゲオルギオス・ゲミストス(プレトン)がここで活動し、古代ギリシャ哲学の復興に貢献したことでも知られています。この知的活動はイタリア・ルネサンスにも影響を与えたとされています。
遺跡には以下のような見どころが残っています。
- ヴィルアルドゥアン城(山頂の城塞)
- パンタナッサ修道院(今も修道女が生活する現役の修道院)
- ペリブレプトス修道院(14世紀の優れたフレスコ画が残る)
- ミトロポリス教会(ビザンツ建築の代表例)
1460年にオスマン帝国に征服された後、次第に廃墟となりました。1989年にユネスコ世界遺産に登録され、ビザンツ末期文化の遺産として重要視されています。
使い方・例文
「ギリシャ旅行でスパルタを訪れた際に、近郊のミストラスの考古遺跡にも立ち寄り、中世ビザンツのフレスコ画を見学した。」
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