マヤ文字とは?
まやもじ
マヤ文字とは、古代メソアメリカのマヤ文明が使用した象形・音節混合型の文字体系で、20世紀後半に本格的な解読が進んだ歴史的な文字です。
マヤ文字は、現在のメキシコ南部・グアテマラ・ベリーズなどに栄えたマヤ文明が使用した文字体系で、その使用は紀元前後から16世紀のスペインによる征服期ごろまで続きました。
マヤ文字はロゴ音節文字と呼ばれるタイプで、ひとつひとつの記号(グリフ)が語全体を表す表語文字としても、音節を表す表音文字としても機能します。この複雑な仕組みのために解読は長年困難とされてきましたが、20世紀後半から研究が急速に進み、現在では大部分が解読されています。
マヤ文字の主な特徴は以下の通りです。
- 800種類以上のグリフが存在する
- 石碑・神殿の壁面・土器・骨などに刻まれた
- 折りたたみ本(コデックス)にも書かれたが、スペイン植民地期に多くが焼却された
- 天文・暦法・王の系譜・祭儀などの内容が多い
現存するマヤ語のコデックス(写本)はドレスデン絵文書・マドリード絵文書・パリ絵文書などわずかしかありません。マヤ文明の歴史・宗教・暦法を知る上で欠かせない資料であり、考古学・文字学の重要な研究対象です。
使い方・例文
考古学のドキュメンタリーで「この石碑のマヤ文字が示す日付は〇〇年にあたる」と解説される場面や、博物館のマヤ文明展示でグリフを紹介する際に登場するのが典型的な場面です。
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