マプサウルスとは?
まぷさうるす
マプサウルスとは、約9700万年前の白亜紀中期に南米アルゼンチンに生息した大型の肉食恐竜で、群れで狩りをした可能性が指摘されています。
マプサウルス(Mapusaurus roseae)は、約9700万〜9300万年前(白亜紀中期・セノマニアン期)に現在のアルゼンチン・パタゴニア地方に生息していた大型獣脚類恐竜です。2006年にロドルフォ・コリアとフィル・カリーによって記載・命名されました。属名の「マプ」はマプチェ語で「大地」を意味し、「サウルス」はギリシャ語で「トカゲ」を指します。
マプサウルスはカルカロドントサウルス科(Carcharodontosauridae)に属し、同科の近縁種であるギガノトサウルスと同様にティラノサウルスに匹敵する大きさを誇っていました。推定全長は10〜12メートル前後、体重は数トンに達したと考えられています。
マプサウルスの特に注目すべき点は、複数の個体化石が同一の発掘地点(カナダリャ累層)から発見されていることです。少なくとも7〜9個体分の化石が密集して産出したことから、研究者の間では群れ行動や共同狩猟の可能性が議論されています。ただし、これが真に社会的な群れを示すものか、単なる死骸の集積かについては異論もあります。
マプサウルスが生きた時代の南米は、アルゼンチノサウルスのような超大型竜脚類が多く生息しており、マプサウルスはその捕食者候補としても注目されています。恐竜の生態・進化研究における重要な種の一つです。
使い方・例文
恐竜図鑑や博物館の展示でマプサウルスが取り上げられる際は、「複数の個体化石が発見されたことで群れ行動の可能性が議論される南米の大型肉食恐竜」として紹介されることが多いです。
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