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マットペインティングとは?

まっとぺいんてぃんぐ

マットペインティングとは、映画制作で実際には存在しない背景や巨大なセットを描き込む絵画技法・映像合成技術で、壮大な世界観を低コストで実現するために使われます。

マットペインティング(matte painting)とは、映画・映像制作において実際に撮影が困難または不可能な背景・風景・建物などを絵として描き、実写映像と合成することで現実にはない壮大な場面を作り出す技法です。

もともとは大きなガラス板に直接絵の具で背景を描き、カメラの前にそのガラスを置いて俳優と合成するアナログ技術として発展しました。20世紀初頭から映画の特殊効果として広く普及し、長年にわたってハリウッド映画の視覚効果を支えてきました。

デジタル技術の進歩により、現代ではほとんどの場合コンピュータを使ったデジタルマットペインティングが主流です。フォトショップなどのソフトウェアで写真・3DCG・手描き要素を組み合わせ、映像に馴染むよう精細に描き込みます。その後、コンポジット(合成)ソフトウェアで実写映像と重ね合わせて最終映像を完成させます。

マットペインティングが活躍する場面は多岐にわたります。

  • 架空の城・宮殿・都市の遠景
  • 古代遺跡や歴史的建造物の再現
  • SFやファンタジーの惑星・異世界の風景
  • 実在する場所に建物を追加したり一部を消したりする作業

視覚効果(VFX)の専門職として「マットペインター」というアーティスト職種があり、絵画の技量とデジタルツールの習熟、そして光・遠近感への深い理解が求められます。

使い方・例文

ファンタジー映画で俳優が実際のロケ地で演じる場面に、CGと組み合わせたマットペインティングで壮大な城や空中都市を描き加えることで、実際には存在しない世界が映像上でリアルに再現されます。

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最終更新:

同じ読みのことば

「まっとぺいんてぃんぐ」と同じ読みで、意味のちがうことばです。

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