マダガスカルサンとは?
まだがすかるさん
マダガスカルサンとは、マダガスカル島に生息する大型の蛾の一種で、極めて長い尾状突起を持つ後翅が特徴的な美しいヤママユガ科の昆虫です。
マダガスカルサン(学名:Argema mittrei)は、チョウ目ヤママユガ科に属する大型の蛾で、マダガスカル島の東部熱帯雨林に生息します。英名では「Comet Moth(彗星の蛾)」とも呼ばれ、その名の通り長い尾状突起が彗星の尾のように伸びるのが最大の特徴です。
外見的な特徴として以下が挙げられます。
- 翅の開張は15〜20cmにも達し、世界最大級の蛾の一つとされる
- 鮮やかな黄色〜橙色の翅に、後翅から伸びる長い尾状突起(最大20cm以上)を持つ
- 翅には青みがかった円形の眼状紋が各翅に一つずつある
成虫は口器が退化しているため一切食事をせず、羽化後は繁殖活動だけを行い、数日〜1週間ほどで生涯を終えます。幼虫はユーカリやその近縁植物の葉を食べて育ちます。繭は金色がかった糸で作られ、水を通す小孔が空いているという特殊な構造を持ちます。
生息地の熱帯雨林が減少しているため個体数は減少傾向にあり、飼育個体が欧米や日本でも希少な昆虫として知られています。昆虫標本の中でも特に人気が高い種の一つです。
使い方・例文
昆虫展や標本販売の場で「彗星の蛾」として展示されることが多く、その大きさと美しさから観覧者の注目を集めます。蛾の中でも別格の美しさとして昆虫愛好家に珍重されています。
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