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ヤマキチョウとは?

やまきちょう

ヤマキチョウとは、日本高山帯に生息するシロチョウ科の蝶で、石灰岩地帯の植物を食草とする希少な種です。

ヤマキチョウ(山黄蝶、学名:Gonepteryx maxima)は、チョウ目シロチョウ科に属する蝶の一種で、日本では本州の山岳地帯に分布します。日本固有種に近い存在として知られており、その美しい翅の色から「山の黄色い蝶」として愛好家に親しまれています。

ヤマキチョウの主な特徴は以下の通りです。

  • 翅の色は鮮やかな黄色で、メスは白みがかった黄白色をしています。
  • 翅の先端がやや尖った独特の形状をしています。
  • 食草はクロウメモドキ科のクロウメモドキやクマヤナギなど。
  • 石灰岩地帯に多く分布しており、これらの植物が自生する環境を好みます。
  • 成虫で越冬する長命な蝶で、成虫の寿命は1年近くに及ぶこともあります。

ヤマキチョウは近縁種のキタキチョウやモンキチョウとともにシロチョウ科を代表する黄色系の蝶ですが、生息域が限られているため個体数は多くなく、環境省のレッドリストでは地域によって絶滅危惧種や準絶滅危惧種に指定されています。生息地の開発や食草の減少が個体群への脅威となっており、保護の観点から注目されています。

使い方・例文

「高山植物の観察に行ったら、石灰岩の露頭付近でヤマキチョウが優雅に飛んでいるのを見かけた」というように、山岳地帯での自然観察の文脈で登場することが多い蝶です。

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