マイコドリ科とは?
まいこどりか
マイコドリ科は、中南米の熱帯林に生息し、オスが独特のダンスで求愛することで知られる小型鳥類のグループです。
マイコドリ科(学名:Pipridae)は、スズメ目に属する小型鳥類の一科で、中南米の熱帯雨林や亜熱帯林に広く分布しています。英語名は「Manakin(マナキン)」と呼ばれ、世界に50種以上が知られています。
この科の鳥の最大の見どころは、オスが行う華やかな求愛ディスプレイです。種によって異なりますが、枝の上でバックステップを踏んだり、高速で翼をこすり合わせて音を出したり、複数のオスが集団でレック(集団求愛場所)を形成して競い合ったりするなど、複雑で洗練された行動を示します。翼の羽が特殊化していて音を発する種もあり、「機械音のような鳴き声」として研究者の注目を集めています。
一般にオスは鮮やかな色彩をもち、赤・青・黄・橙などの目を引く羽毛をまとっています。一方、メスは緑褐色の地味な色合いで保護色として機能します。体長は8〜15センチメートル程度の小型種が多く、主に果実を食べる果食性で、熱帯林の種子散布に重要な役割を担っています。
長命で知られる鳥でもあり、野生でも10年以上生きる個体が観察されています。求愛ディスプレイの複雑さから、鳥類の文化的学習や性選択の研究対象としても注目されています。
使い方・例文
マイコドリ科の求愛ダンスはNHKや海外の自然ドキュメンタリーでたびたび紹介されており、「月面ウォーク」のような動きをするクラブウィングドマナキンの映像は世界的に話題になりました。
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