マイクロメートルとは?
まいくろめーとる
マイクロメートルとは、1メートルの100万分の1(0.000001メートル)に相当する長さの単位で、記号はμmです。
マイクロメートルは、国際単位系(SI)における長さの単位で、記号はμm(ギリシャ文字のミューにmを組み合わせたもの)です。1マイクロメートルは1メートルの10のマイナス6乗、すなわち100万分の1メートル(0.000001メートル)に相当します。
かつては「ミクロン(μ)」という名称も広く使われていましたが、現在の国際単位系ではマイクロメートルが正式名称とされています。
マイクロメートルのスケール感を直感的につかむための目安を示すと以下のとおりです。
- ヒトの髪の毛の直径:約60〜80マイクロメートル
- 赤血球の直径:約7〜8マイクロメートル
- 細菌(大腸菌など)の大きさ:約1〜10マイクロメートル
- 花粉の大きさ:約10〜100マイクロメートル
マイクロメートルは生物学・医学・材料工学・半導体製造など多くの分野で頻繁に用いられます。細胞や微生物の観察、繊維の太さ、金属フィルムの厚さ、精密加工の公差など、肉眼では識別できない微細な世界を扱うときに欠かせない単位です。半導体産業ではかつてチップの製造プロセスをマイクロメートル単位で表していましたが、現在はさらに小さいナノメートル(1マイクロメートルの1000分の1)単位が主流となっています。
なお、「マイクロメーター」という同じ読みでネジ式の精密測定工具を指すこともあり、文脈によって区別が必要です。また、上位の単位としてはミリメートル(1マイクロメートルの1000倍)、下位の単位にはナノメートルがあります。
使い方・例文
「光学顕微鏡で観察すると、この細胞の直径は約20マイクロメートルだった」「半導体の配線幅がマイクロメートルからナノメートルの時代へと移行した」という文脈で使われます。
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