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ポーラーローとは?

ぽーらーろー

ポーラーローとは、極域や亜極域の海上に突然発生する小型で強力な低気圧で、急速に発達して暴風雪をもたらす気象現象です。

ポーラーロー(polar low)は、北極圏や亜北極圏(または南半球では南極圏周辺)の海上に発生する小規模な低気圧です。「北極低気圧」とも呼ばれ、水平規模は通常200〜1000キロメートル程度と通常の温帯低気圧より小さいにもかかわらず、台風に似た構造を持ち急速に発達する点が特徴です。

発生のメカニズムには複数の過程が関わっています。寒冷な大陸から相対的に温暖な海面上に流れ込む寒気が、海面からの熱・水蒸気の供給を受けて対流活動を活発化させ、渦状の低気圧を形成します。成熟したポーラーローは衛星画像でしばしば台風に似た螺旋状の雲パターンとして観察され、「アークティックハリケーン」とも呼ばれることがあります。

ポーラーローの主な性質は次のとおりです。

  • 急速発達:24時間以内に急激に深まることがある
  • 寿命が短い:数時間〜数日で消滅することが多い
  • 強風・暴風雪:最大風速が25メートル毎秒を超えるケースもある
  • 予測困難:発生が突発的で気象予報が難しい

ノルウェー海・グリーンランド海・日本海などで発生しやすく、船舶や沿岸地域に甚大な被害をもたらすことがあります。日本では日本海型ポーラーローが冬季に観測され、山陰・北陸地方の大雪と関連することがあります。気候変動による北極海氷の減少がポーラーローの発生頻度や強度に影響を与える可能性も研究されています。

使い方・例文

「冬季の日本海でポーラーローが発達し、短時間のうちに強風と大雪が沿岸地域を襲った。」

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