ポワブルドタスマニアとは?
ぽわぶるどたすまにあ
ポワブルドタスマニアとは、オーストラリアのタスマニア島に自生するコショウボク科の植物の実を乾燥させたスパイスで、独特のフルーティーな香りと強烈な辛みが特徴です。
ポワブルドタスマニア(Poivre de Tasmanie)は、フランス語で「タスマニアのコショウ」を意味し、英語では「タスマニアンペッパー(Tasmanian Pepper)」と呼ばれます。学名はTasmannia lanceolataで、コショウボク科(ウインタラ科)に属する低木です。通常のコショウ(コショウ科)とは植物学的に異なる種です。
タスマニア島およびオーストラリア南東部の山岳地帯に自生しており、先住民族アボリジニが古くから食用・薬用として利用してきた植物です。果実(液果)と葉がともにスパイスとして使用でき、乾燥させた実は黒みがかった深い紫色を呈しています。
風味の特徴として、最初にフルーティーかつ芳醇な香りが広がり、続いて舌がしびれるような強烈な辛みが来る二段階の刺激が楽しめます。辛み成分は「ポリゴジアール」と呼ばれるセスキテルペン系化合物で、抗菌・抗炎症作用があるとされています。
料理への活用としては、肉料理(ジビエ・ラム)のソースや、チョコレート・ジャム・チーズとの組み合わせが知られています。オーストラリアでは「ブッシュフード(ネイティブフード)」として再評価されており、高級食材・地域ブランドとして国際的な注目を集めています。
使い方・例文
高級レストランのフレンチやオーストラリア料理の文脈で「ポワブルドタスマニアを使ったラムのソース」のように登場し、食材輸入店や専門スパイスショップで取り扱われます。
この用語をシェア
最終更新: