ボヨマ滝とは?
ぼよまのたき
ボヨマ滝とは、アフリカ・コンゴ民主共和国のコンゴ川上流部に連なる7つの急流・滝の総称で、流量ベースでは世界最大の滝とも称されます。
ボヨマ滝(Boyoma Falls)は、コンゴ民主共和国北東部、コンゴ川上流のルアラバ川がコンゴ川本流となる区間に約100キロメートルにわたって連なる7つの急流と滝の総称です。かつてはスタンレー・フォールズ(Stanley Falls)とも呼ばれていました。
ボヨマ滝の最大の特徴は、その圧倒的な流量にあります。落差は最大でも数メートル程度と高さでは際立ちませんが、コンゴ川の膨大な流量を背景に、毎秒約1万7,000立方メートル(推計値により幅あり)という桁外れの水量が流れ落ちるため、流量ベースでは世界最大の滝として紹介されることがあります。ただし、「滝」の定義によってはナイアガラや他の滝と比較する際に異論も存在します。
地理的な重要性としては、コンゴ川の航行可能区間がこの滝群で分断されているため、上流と下流を結ぶ水上交通の中継点として歴史的に重要な役割を果たしてきました。近くにはキサンガニ市(旧スタンリービル)があり、交易の拠点として栄えました。
周辺はコンゴ盆地の熱帯雨林に囲まれ、豊かな生態系を持ちます。コンゴ川は地球上で最も深い河川としても知られており、ボヨマ滝周辺の生物多様性も高く、固有種の魚類が多数生息しています。
使い方・例文
世界の滝や河川を比較する地理の授業で「流量世界最大の滝」としてボヨマ滝が登場することがあります。アフリカの地理を学ぶ文脈でコンゴ川の説明とともに取り上げられる地名です。
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