プリビズとは?
ぷりびず
映画やアニメの本制作前に、カメラアングルや演出をざっくりと確認するための簡易映像プレビューのことです。
プリビズ(Previs)とは「プレ・ビジュアライゼーション(Pre-visualization)」の略称で、映画・アニメ・ゲームシネマティックなどの映像作品において、本制作に入る前に撮影・演出の概要を確認するために作成する粗いアニマティック(簡易アニメーション)や映像プレビューのことです。
プリビズの目的は、シーンのカメラアングル・レンズ・動き・タイミング・特殊効果の配置などを事前にシミュレーションすることで、制作チーム全体がビジョンを共有し、本番撮影やCG制作における時間とコストの無駄を削減することにあります。
プリビズが特に活用される場面には次のようなものがあります。
- 複雑なアクションシーンやVFXを多用する大規模シーケンス
- 実写とCGを組み合わせるハイブリッド制作
- 監督・撮影監督・VFXスーパーバイザーが事前にイメージを合わせるための会議ツールとして
- スタント・ワイヤーワークなどの危険シーンの安全確認
制作現場では3DCGソフト(ShotGrid・Blender・Maya等)を使ってシンプルなモデルとアニメーションで映像を作成し、カット割りや動線を確認します。ハリウッドの大型映画はもちろん、国内のアニメ制作やゲーム開発においてもプリビズの概念が普及しており、制作効率と品質向上に貢献しています。
使い方・例文
映画製作の現場では「監督がプリビズを見てアクションシーンのカメラ位置を最終決定した」というように使われ、脚本・絵コンテの次の工程として説明されることが多い語です。
この用語をシェア
最終更新: