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プラークとは?

ぷらーく

ラークとは、歯の表面に形成される細菌の塊(歯垢)、または動脈壁に蓄積するコレステロールなどの堆積物を指す医学用語です。

ラーク(plaque)という言葉は医療・健康の文脈で主に2つの意味で使われます。

1. 歯科領域のプラーク(歯垢)
歯の表面や歯と歯ぐき境目(歯肉溝)に形成される、細菌・その代謝産物・食物残渣・唾液成分が混合したぬめりのある堆積物です。1グラムの歯垢には数億〜数十億個もの細菌が含まれるとされ、細菌が糖を分解して産生する酸がエナメル質を溶かしてう蝕(虫歯)を引き起こします。また歯肉の炎症(歯肉炎・歯周炎)の主な原因でもあります。歯ブラシや歯間ブラシによる機械的除去(プラークコントロール)が予防の基本です。

2. 動脈硬化領域のプラーク(粥状硬化巣)
動脈の内壁(内膜)にコレステロール・脂質・炎症細胞(マクロファージ)・石灰化物などが蓄積してできる隆起した病変です。とくにLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が酸化されて内膜に入り込み、マクロファージに取り込まれることで形成されます。プラークが大きくなると血管が狭くなり(狭窄)、プラークが破裂して血栓を形成すると心筋梗塞・脳梗塞を引き起こす危険があります。

脳神経領域ではアルツハイマー病の特徴であるアミロイドβタンパクの塊を「老人斑(アミロイドプラーク)」と呼ぶこともあり、コンテキストによって指す対象が変わります。いずれの意味でも「有害な堆積物」という共通点があります。

使い方・例文

歯科健診で「プラークの除去が不十分で歯肉炎が始まっている」と指摘される場面や、動脈硬化の説明で「頸動脈に不安定プラークがある」と医師から告げられる場面で登場します。

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