プラシオライト(緑色アメシスト)とは?
ぷらしおらいと
プラシオライト(緑色アメシスト)とは、アメシスト(紫水晶)を加熱処理することで生じる緑色の水晶の一種です。
プラシオライト(prasiolite)は、石英(クォーツ)の一種で、緑色を帯びた半透明〜透明の鉱物です。「緑色アメシスト」とも呼ばれますが、自然界でこの色が生じるケースは非常に稀で、市場に流通するほとんどのプラシオライトは、ブラジルやウルグアイ産のアメシスト(紫水晶)やシトリン(黄水晶)を約500℃前後で加熱処理(焼成)することによって人工的に製造されたものです。
その名前はギリシャ語で「ネギ」を意味するprasonと「石」を意味するlithosに由来し、独特の淡緑〜深緑色を指しています。色の原因は、鉄イオンの価数変化(Fe²⁺⇔Fe³⁺)によるもので、加熱によってアメシストの紫色発色機構が変化し、緑色に転じます。
宝石としての特徴は次のとおりです。
- 硬度:7(モース硬度。一般的な水晶と同等)
- 光沢:ガラス光沢
- 色:淡黄緑〜深緑色
- 産地:ブラジル・ポーランドなど
天然の緑色水晶であるプラシオライトはポーランド・ワウベルツィツェ産のものが唯一の天然産とされています。ジュエリー業界では比較的安価で入手でき、ペリドットやエメラルドの代替石として用いられることもありますが、購入時には天然品か処理品かの確認が推奨されます。
使い方・例文
アクセサリーや指輪の石として、淡い緑色の水晶が使われている場合、それはプラシオライト(緑色アメシスト)である可能性があります。宝石店では「グリーンアメジスト」の名称で販売されることもあります。
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