ブラーマリーとは?
ぶらーまりー
ブラーマリーとは、息を吐くときにハチの羽音に似た「ン〜」という共鳴音を出すヨガの呼吸法で、神経系を落ち着かせる鎮静型の技法です。
ブラーマリー(ブラーマリー・プラーナーヤーマ)は、サンスクリット語で「クロマルハナバチ」を意味する「ブラーマラ(Bhramara)」に由来し、「蜂の呼吸法」と呼ばれます。声門を細めながら呼気で低いハミング音(「ン〜」または「ム〜」)を出すことが特徴です。
基本的な行い方は以下の通りです。楽な座位で背筋を伸ばし、両耳を親指で塞ぎ、人差し指などで目を軽く覆います(シャンムキー・ムドラーと呼ばれる手印との組み合わせ)。鼻からゆっくり息を吸い、息を吐きながら「ン〜」という低いハミング音を出します。これを5〜10回繰り返します。
ブラーマリーの主な効果としては次のものがあります。
- 神経系の鎮静: ハミング音の振動が副交感神経を刺激し、不安・緊張・ストレスを和らげます。
- 一酸化窒素(NO)の産生促進: 副鼻腔でNOが生成され、血管の弛緩や免疫機能をサポートするとされています。
- 集中力・内省力の向上: 感覚を内側に向けるプラティヤハーラ(感覚の収束)の効果があります。
- 不眠・頭痛の緩和: 就寝前に行うと心身を落ち着かせ、睡眠の質向上に役立つとされています。
耳の疾患がある場合は耳を塞ぐ動作を省略し、それでも違和感がある場合は医師に相談の上実践することが推奨されています。
使い方・例文
試験前や仕事の締め切り前など緊張が高まる場面でブラーマリーを数回行うと、ハミング音の振動が頭の中に響き、気持ちが落ち着いて集中しやすくなるという使われ方をします。
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