ラーマとは?
らーま
ラーマとは、インド神話において保護神ヴィシュヌの化身(アヴァターラ)とされる英雄神で、正義・誠実・勇気の象徴です。
ラーマ(Rama)はヒンドゥー教の重要な神格のひとりで、宇宙の維持神ヴィシュヌの第7の化身(アヴァターラ)とされています。古代インドの叙事詩『ラーマーヤナ』の主人公として広く知られており、コーサラ国の王子として生まれ、理想の王・夫・息子として描かれています。
『ラーマーヤナ』はヴァールミーキが編纂したとされる全7巻からなる叙事詩で、ラーマが魔王ラーヴァナに連れ去られた妻シーターを救い出す冒険が中心的な物語です。忠実な家臣ハヌマーンや弟ラクシュマナとともに戦い、最終的に魔王を倒してアヨーディヤーへ凱旋する姿は、正義と善の勝利を象徴しています。
インドでは「ラーマ・ラージャ(ラーマの統治)」という言葉が理想的な統治のたとえに使われるほど、ラーマは道徳的模範の象徴として崇拝されています。ヒンドゥー教の祝祭「ディーワーリー」はラーマがアヨーディヤーに帰還した日を祝うものとされており、インド各地で盛大に祝われます。また、「ラーマナヴァミー」はラーマの誕生を祝う祭日です。
ラーマ信仰はインドのみならず、東南アジア(タイ・インドネシア・カンボジアなど)にも広がっており、各地で独自の形に変容した『ラーマーヤナ』の版が伝わっています。
使い方・例文
ラーマはインド神話や宗教の解説、あるいはインドの祭り「ディーワーリー」や叙事詩『ラーマーヤナ』を調べる場面で頻繁に登場する名前です。
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