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ヴィシュヌとは?

びしゅぬ

ヴィシュヌとは、ヒンドゥー教の三大神の一柱で、宇宙の「維持・保全」を司る守護神です。

ヴィシュヌ(Vishnu)はヒンドゥー教における最重要神の一柱であり、ブラフマー(創造)・ヴィシュヌ(維持)・シヴァ(破壊)の「三神一体(トリムールティ)」を構成する神の一つです。「ヴィシュヌ」という名は「遍在する者」「すべてに浸透する者」を意味するとされています。

ヴィシュヌは宇宙の均衡と秩序を守る役割を担い、世界が危機に瀕するたびに様々な姿(アヴァターラ)で地上に降臨するとされています。代表的なアヴァターラ(化身)には以下があります。

  • マツヤ(魚):大洪水から聖典を救った
  • クールマ(亀):乳海攪拌の際に山を背負った
  • ラーマ:叙事詩「ラーマーヤナ」の主人公
  • クリシュナ:叙事詩「マハーバーラタ」の重要人物で「バガヴァッド・ギーター」の語り手
  • カルキ:末法の世に現れるとされる未来の化身

ヴィシュヌは4本の腕を持ち、法輪(チャクラ)・法螺貝(シャンカ)・蓮華(パドマ)・棍棒(ガダー)を手に持つ姿で描かれます。乳白色の海(乳海)の上で大蛇アナンタに乗って休む姿も有名です。妃のラクシュミー女神とともに信仰され、ヴィシュヌを主神とする宗派をヴィシュヌ派(ヴァイシュナヴァ)と呼び、インドで広く信仰されています。

使い方・例文

インドのヒンドゥー寺院の彫刻や礼拝の場で広く描かれており、クリシュナやラーマとしての化身の物語はインド文化・芸術に深く根ざした主題です。

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