ハヌマーンとは?
はぬまーん
ハヌマーンとは、インド神話の叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する猿の神で、知恵・勇気・忠誠の象徴とされます。
ハヌマーン(Hanuman)は、古代インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する猿の神(ヴァーナラ)で、ヒンドゥー教において特に篤く信仰される神格のひとつです。風の神ヴァーユの息子とされ、超人的な力・飛翔能力・不死身の体を持つとされています。
ハヌマーンの最も有名なエピソードは、ラーマ王子の妻シーターが魔王ラーヴァナに誘拐された際、ラーマへの絶対的な忠誠心から危険を顧みず活躍し、ランカー島(スリランカとも比定される)を目指して海を渡り、シーターの居場所を突き止めた場面です。ハヌマーンは献身・勇気・知恵・謙虚さの体現として描かれます。
インドをはじめ、タイ・インドネシア・カンボジアなどの東南アジアでも広く信仰・崇拝されており、道端の祠から大規模な寺院まで各地に祀られています。タイではワット・プラケオ(エメラルド寺院)の壁画や人形劇「コーン」にも登場します。日本でも仏教の混交を経て「孫悟空」のモデルになったとする説があるなど、アジア文化圏での影響は広範にわたります。
使い方・例文
インドの寺院では毎週火曜日と土曜日がハヌマーンへの祈りに特別に充てられており、信者が赤い花や油を捧げて無病息災や困難からの救済を願います。
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