フレンゼル法とは?
ふれんぜるほう
フレンゼル法とは、鼻と口を閉じた状態で喉の筋肉を使って耳管に圧力をかけ、耳抜きを行うスキューバダイビングの技術です。
フレンゼル法(Frenzel maneuver)は、スキューバダイビングやフリーダイビング(素潜り)において、水圧による耳の圧迫感(スクイーズ)を解消する耳抜き技術の一つです。ドイツの耳鼻科医・ヘルマン・フレンゼルが考案したとされています。
耳抜きとは、外耳・中耳にかかる水圧と内側の圧力を均衡させることで、痛みや聴力障害を防ぐ操作です。最も一般的な方法は「バルサルバ法(鼻をつまんで息を押し出す)」ですが、フレンゼル法はそれとは異なるメカニズムを使います。
フレンゼル法の手順は次の通りです。
- 鼻をノーズクリップや指でしっかり閉じる
- 声門(喉)を閉じて肺への空気の流れを遮断する
- 舌の根元を上方・後方に動かすことで、口腔・咽頭内の空気を圧縮する
- その圧力で耳管を開放し、中耳内の圧力を調整する
バルサルバ法と異なり、肺の圧力を使わないため深度が深い場所でも実施しやすく、フリーダイバーや上級ダイバーに好まれます。また、肺への過圧リスクが低く、より安全な技術とされています。正しく習得するには練習が必要で、ダイビング講習で指導されることがあります。
使い方・例文
フリーダイビングで水深20m以上に潜る際、バルサルバ法では対応しきれない深度でも、フレンゼル法を使えば効率よく耳抜きができるとして、上級者が積極的に活用します。
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