スキューとは?
すきゅー
スキューとは、データや分布、形状などが一方向に偏って歪んでいる状態を指す言葉で、統計・食品・工学など幅広い分野で使われます。
スキュー(skew)は英語で「歪み・傾き・非対称」を意味し、日本語でもそのまま使われる外来語です。食べ物・栄養の文脈では、主に食品の成分データや栄養調査において分布の偏りを表す際に登場します。
統計学・データ分析においてスキューは、データの分布が正規分布(左右対称の釣り鐘型)から外れて一方向に裾を引いている状態を指します。
- 右スキュー(正のスキュー):大多数が低い値に集中し、少数の高い値が裾を引く分布(所得分布などに多い)
- 左スキュー(負のスキュー):大多数が高い値に集中し、少数の低い値が裾を引く分布
食品・栄養の分野では、摂取量の調査データがスキューした分布を示すことが多く、単純な平均値だけでは実態を反映しにくいという問題があります。このため中央値や四分位数など、スキューに強い統計量が併用されます。また食品のカロリー表示や成分分析において、サンプル間のばらつきが大きい場合も「スキューが大きい」と表現します。
工学・印刷の分野では、画像や部品の歪み・傾きをスキューと呼ぶこともあります。デジタル画像処理では、スキャンした書類の傾きを補正する処理を「スキュー補正」といいます。
使い方・例文
「この栄養調査の摂取カロリーデータは右にスキューしており、平均値よりも中央値のほうが実態に近い」というように、データ分析や栄養調査の文脈で使われます。
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