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フラッシュバックとは?

ふらっしゅばっく

フラッシュバックとは、映画・小説などで過去の場面を挿入する技法、またはトラウマ体験が突然鮮明に蘇る心理現象のことです。

フラッシュバック(flashback)は、主に二つの意味で使われます。一つは映画・文学・漫画などの表現技法、もう一つは心理学・精神医学における症状です。

【表現技法としてのフラッシュバック】
物語現在時制を一時的に中断し、過去の出来事を挿入して描く手法です。登場人物の背景・動機・心理状態を説明したり、物語に深みを与えたりするために用いられます。映画では画面の質感・色調・音楽を変えて過去シーンを表現する演出が一般的です。回想シーンとも呼ばれますが、フラッシュバックはより唐突・断片的に挿入される場合に使われる傾向があります。

【心理現象としてのフラッシュバック】
心的外傷後ストレス障害(PTSD)の主症状の一つで、過去のトラウマ体験が意志とは関係なく突然・鮮明に蘇る体験を指します。

  • 視覚・聴覚・身体感覚を伴うリアルな再体験
  • 誘因(音・臭い・映像など)によって引き起こされることが多い
  • 当時の恐怖・苦痛が再現されることがある
  • 治療には認知行動療法やEMDRなどが有効とされる

芸術・文化の文脈では主に叙述技法として語られますが、心理・医療の文脈ではトラウマ反応として扱われます。どちらの意味かは使われる場面によって判断することが大切です。

使い方・例文

映画の評論で「主人公の幼少期をフラッシュバックで描くことで、現在の行動の理由が明かされる」と説明したり、PTSD患者の症状解説で「過去の事故現場の光景が突然フラッシュバックする」と表現する場面で登場します。

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