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トラウマとは?

とらうま

トラウマとは、強烈なショックや恐怖体験が心に深く刻まれ、その後も精神的な傷として影響を及ぼし続ける状態のことです。

トラウマ(trauma)はもともとギリシャ語で「傷」を意味し、医学では身体的な外傷を指していましたが、現在は主に心理的外傷の意味で使われます。強烈な恐怖・危険・喪失を経験したことによって生じる、心の深いダメージを指す言葉です。

トラウマを引き起こす出来事には次のようなものがあります。

  • 自然災害や事故など生命の危機を感じる体験
  • 暴力・虐待・性的被害
  • 大切な人の突然の死や別離
  • 職場や学校でのハラスメント・いじめ

トラウマを負った人は、その体験を何度も鮮明に思い出すフラッシュバック、関連する場所や状況を回避する行動、常に緊張しているような過覚醒状態などの症状が現れることがあります。これらの症状が長期間続く場合、「心的外傷後ストレス障害(PTSD)」と診断されることがあります。

日本では1995年の阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件をきっかけにトラウマやPTSDへの社会的関心が高まり、心理的支援の整備が進みました。近年は日常的なストレス体験(複雑性トラウマ)も注目されています。

トラウマは本人の「心の弱さ」ではなく、過酷な体験に対する正常な心の反応です。適切なセラピーや支援によって回復できる場合も多く、早期に専門家に相談することが大切です。

使い方・例文

幼少期に交通事故を経験したBさんは、大人になってからも車のクラクション音を聞くと当時の恐怖がよみがえるというトラウマを抱えていました。

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