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フライスペースとは?

ふらいすぺーす

フラスペースとは、劇場の舞台上部にある空間で、背景幕や照明機器などを吊り下げて格納・操作するための場所です。

フラスペース(Fly Space)とは、劇場における舞台上部に設けられた縦長の空間で、舞台の本番エリアから天井まで続く部分を指します。「フライ(fly)」とは舞台装置や幕を上方向に引き上げる操作を意味し、この操作が行われる空間がフライスペースです。

フライスペースには、以下のようなものが格納・操作されます。

  • バトン(横方向に渡された吊り装置)に吊るされた背景幕・書き割り
  • 照明機器(フレネルライト、スポットライトなど)
  • 音響設備の一部
  • 場面転換用の大道具・セットピース

フライスペースの高さは、舞台開口部(プロセニアムアーチ)の高さの2〜2.5倍以上が理想とされており、これにより幕や装置を完全に観客の視界から隠した状態で吊り上げることができます。この高さが確保されていない劇場は「フライタワーがない」と呼ばれ、大規模な場面転換が難しくなります。

操作は舞台袖上部に設けられた「フライギャラリー(フライロフト)」から行われ、カウンターウェイト方式や電動バトンシステムを用いて幕や装置を上下させます。オペラや大規模ミュージカルでは特に重要な設備であり、劇場設計の要となる要素のひとつです。

使い方・例文

劇場見学や舞台技術の授業で「舞台の上に広大なフライスペースがある」と説明される際に登場します。

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