フクジュソウとは?
ふくじゅそう
フクジュソウとは、早春に黄色い花を咲かせる、正月の縁起物としても親しまれる多年草のことです。
フクジュソウ(福寿草)とは、キンポウゲ科フクジュソウ属に分類される多年草で、日本や朝鮮半島、中国、シベリアなどの山野に自生する植物です。雪解けの直後、まだ他の植物が芽吹く前の早春に、光沢のある黄色い花を地面近くで咲かせることで知られています。
花が太陽の光を反射しやすい皿状の形をしているのが特徴で、これは花の中心部の温度を高めて虫を呼び寄せ、受粉を助けるための仕組みだと考えられています。名前の「福寿」は幸福と長寿を意味し、新年を祝う縁起の良い花として、古くから鉢植えなどで正月飾りに用いられてきました。
一方で、根や茎にはシマリンなどの強心配糖体と呼ばれる毒性成分が含まれており、誤って食べると心臓に重い影響を及ぼすおそれがあるため、山菜のフキノトウなどと間違えないよう注意が必要とされています。
近年は自生地の減少により、地域によっては準絶滅危惧種などに指定されており、保護の対象ともなっています。
使い方・例文
お正月の飾りとして、鉢植えのフクジュソウを玄関先に置く家庭も多く見られます。
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