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ピンゴとは?

ぴんご

ピンゴとは、永久凍土地帯で地中の氷核が成長し、地表を丘状に押し上げてできた円丘地形のことです。

ピンゴ(Pingo)は、永久凍土が発達する極地や亜極地の地域において、地中に閉じ込められた水が凍結・膨張して氷核(アイスコア)を形成し、上の土壌ごと地表を押し上げることで生まれる円形または楕円形の丘状地形です。イヌイット語で「丘」を意味する言葉が語源とされています。

ピンゴには大きく2種類の形成メカニズムがあります。

  • 開放型ピンゴ — 地下水が上昇して凍結し丘を形成する。デルタ地帯などに多い
  • 閉鎖型ピンゴ — 湖が乾燥した後に残った水分が凍結して形成される。カナダ北部などに多い

ピンゴの規模は小さなものから高さ数十メートル・直径数百メートルに及ぶ大型のものまでさまざまです。成長には数十年から数百年かかるとされ、地球規模での気温変化の影響を受けやすい地形のひとつです。

地球温暖化により永久凍土の融解が進むと、ピンゴは崩壊して「ピンゴ残骸(ピンゴ池)」と呼ばれる円形の浅い湖となります。こうした地形変化は北極圏の生態系や地盤安定性に影響を与えるとして、環境科学や地形学の分野で研究が進んでいます。

使い方・例文

地理の授業や北極圏の自然を扱うドキュメンタリー番組で「カナダの永久凍土地帯にはピンゴが多数存在する」といった形で紹介される地形用語です。

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