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永久凍土とは?

えいきゅうとうど

永久凍土とは、2年以上にわたって0℃以下が続く地層や土壌のことで、北極圏やシベリアなどの寒冷地域に広く分布します。

永久凍土(えいきゅうとうど、permafrost)とは、2年以上連続して0℃以下の状態を保ち続ける地層・岩盤・土壌を指します。地表面が夏に融解しても、その下の層が年間を通じて凍結し続ける場合に永久凍土と呼ばれます。

永久凍土は地球上の陸地面積の約4分の1に分布しており、主な分布域は以下のとおりです。

  • シベリア・ロシア北部(最大の分布域)
  • カナダ・アラスカ
  • グリーンランド・北極諸島
  • チベット高原・アンデス高地などの高標高地域

永久凍土が気候変動の文脈で注目される最大の理由は、その中に莫大な量の有機炭素が封じ込められているためです。地球温暖化が進んで永久凍土が融解すると、長年蓄積されてきた有機物が分解され、二酸化炭素やメタンが大気中に放出されます。これが温暖化をさらに加速させる「正のフィードバックループ」として機能することが懸念されています。

また、永久凍土の融解はシベリアやアラスカの建物・道路・パイプラインなどのインフラ崩壊、地盤沈下(サーモカルスト地形の形成)、生態系の変化など、地域社会・産業への直接的な影響も引き起こします。

使い方・例文

「温暖化によってシベリアの永久凍土が溶け出し、マンモスの死骸が発見された」「永久凍土の融解でアラスカの建物が傾いている」といったニュースでよく登場する用語です。

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