ピペットとは?
ぴぺっと
ピペットとは、液体を正確な量だけ吸い取り、別の容器に移すために用いる細長い管状の実験器具のことです。
ピペットとは、実験室や医療・工業の現場で液体を一定量取り分けるために使われる細管状の器具です。ガラス製やプラスチック製があり、その形状や用途によってさまざまな種類があります。
最も基本的なものはメスピペットで、目盛りが刻まれており、必要な量の液体を正確に計量しながら吸い取ることができます。現代の実験室では、先端にディスポーザブルチップ(使い捨てチップ)を取り付けるマイクロピペット(マイクロリットル単位の微量液体を扱う)が広く普及しています。主な種類を挙げると以下のようになります。
- ホールピペット(特定容量だけを正確に量る)
- メスピペット(目盛りにより任意量を計量)
- マイクロピペット(1〜1000マイクロリットル程度の微量を扱う)
- パスツールピペット(定量性より操作性を重視した簡易型)
ピペットの使い方の基本は、上部のゴム球やプランジャーで負圧を作り液体を吸い上げ、適切な量を放出することです。誤操作による口での吸引は危険なため、必ずピペッターやマイクロピペットのプランジャーを使います。
バイオテクノロジー、化学分析、臨床検査など精度が求められる分野では欠かせない基本器具であり、実験の再現性と安全性を支える重要な役割を担っています。
使い方・例文
高校や大学の化学・生物実験でDNA溶液や試薬を微量ずつ分注する際にマイクロピペットが使われます。また、病院の検査室でも血液や検体を正確に分取するために日常的に用いられます。
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