マイクロピペットとは?
まいくろぴぺっと
マイクロピペットとは、マイクロリットル(μL)単位の微量な液体を正確に計り取るために使う精密な実験器具です。
マイクロピペットは、生物・化学・医学の実験室で欠かせない精密計量器具です。マイクロリットル(μL、1μL=0.001mL)単位の極めて微量な液体を正確に採取・分注するために使用します。一般的なスポイトや駒込ピペットでは計量が難しい微量液体の取り扱いに特化しています。
構造と使い方の特徴:
- 本体上部にあるプランジャー(押しボタン)を押し込むことで内部の空気を排出し、離すと液体を吸い上げる仕組み
- 先端にディスポーザブル(使い捨て)のチップを装着して使用し、コンタミネーション(汚染)を防ぐ
- 容量は固定式(例:10μL専用)と可変式(例:10〜100μL)があり、ダイヤルで設定値を変えられるものが多い
- 代表的な容量レンジは0.1〜2μL、2〜20μL、20〜200μL、100〜1000μLなど
PCR(遺伝子増幅)・DNA抽出・酵素反応・細胞培養など、現代のバイオ実験や医療検査には不可欠なツールであり、研究室では「ピペットマン」とも呼ばれます(ギルソン社の商品名が普通名詞化したもの)。
使い方・例文
PCR検査でウイルスの遺伝子を増幅させる際の試薬の分注や、血液検査で微量サンプルを取り分ける作業でマイクロピペットが活躍します。
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