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ピナクルとは?

ぴなくる

ピナクルとは、ゴシック建築において尖塔の頂部や控え壁の上に設けられた、尖った小塔状の装飾的構造物のことです。

ピナクルとは、主にゴシック建築において見られる、尖った形状の小塔型装飾要素です。大聖堂や教会の屋根飛び控え壁フライング・バットレス)・塔の頂部などに取り付けられ、建物全体を天に向かって伸びるような垂直性を演出します。

ピナクルは単なる装飾ではなく、構造上も重要な役割を担っています。ゴシック建築では石造りの壁が薄く、大きなステンドグラス窓を設けるために、壁の外側にフライング・バットレスと呼ばれる控え壁を設けてドームや天井の横推力(スラスト)を受け流す構造が採用されていますが、ピナクルをその頂部に設置することで重みを加え、制御されない横推力を下向きに安定させる効果があります。

ピナクルの特徴は以下の通りです。

  • 四角錘・八角錘などの尖った頂部を持つ
  • クラブ(葉状の突起装飾)で装飾されることが多い
  • 素材は主に石灰岩などの石材
  • 高さは数十センチから数メートルと幅がある

フランスのノートルダム大聖堂やシャルトル大聖堂、イギリスのウェストミンスター寺院など、多くの著名なゴシック建築にピナクルが見られ、ゴシック様式の天を突くような垂直性を象徴する要素として知られています。

使い方・例文

ノートルダム大聖堂の外観写真の解説で「屋根縁に並ぶ小さな尖塔状の突起がピナクルである」という形で紹介されます。

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