ビーハイブ星団とは?
びーはいぶせいだん
ビーハイブ星団とは、かに座の方向に位置する散開星団で、肉眼でもぼんやりとした光の塊として確認でき、古くからM44やプレセペ星団とも呼ばれます。
ビーハイブ星団(Beehive Cluster)は、かに座の中心部に位置する散開星団で、メシエカタログでは「M44」、プトレマイオスの時代から「プレセペ(Praesepe、飼い葉桶の意)」という名でも知られています。地球からの距離はおよそ520〜600光年で、比較的近距離に位置する代表的な散開星団のひとつです。
その名「ビーハイブ(蜂の巣)」は、望遠鏡や双眼鏡で観察したときに、無数の星々がまるでみつばちの巣のように群れて見えることに由来します。肉眼では暗い空のもとで淡い光の塊(星雲状)として確認でき、古代から天候の変化を読む指標としても観察されてきました。
ビーハイブ星団の主な特徴は以下のとおりです。
- 構成星数は1,000個程度と推定されており、比較的豊富な星団
- 年齢はおよそ7億〜8億年と推定され、中程度の高齢の散開星団
- ヒアデス星団(おうし座)と同様の年齢・運動特性をもち、かつて同じ分子雲から生まれた可能性が指摘されている
- 系外惑星を持つ星が発見されており、惑星形成研究の対象にもなっている
双眼鏡や小型望遠鏡で観察しやすく、アマチュア天文家にとって親しみやすい天体のひとつです。
使い方・例文
かに座が南中する冬から春にかけて、双眼鏡をかに座の中心部に向けると、宝石箱のように散りばめられた星々の集まりとして観察できます。
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