散開星団とは?
さんかいせいだん
散開星団とは、比較的若い数十〜数百個の恒星がゆるやかに集まった、銀河系の円盤部に多く見られる星の集団です。
散開星団(さんかいせいだん)は、数十から数百個、多いものでは数千個の恒星がまとまって形成した天体グループです。「散開」という名が示す通り、星々の間隔が比較的広くゆるやかに分布しており、球状星団と比べると形が不規則で密集度が低いのが特徴です。
散開星団の恒星は、同じ巨大な分子雲(ガスと塵の雲)からほぼ同時期に誕生したと考えられています。そのため、星団内の星はほぼ同じ年齢・同じ化学組成を持っており、星の進化を研究するうえで非常に重要な比較対象となります。
銀河系内では数千個の散開星団が確認されており、主に銀河面(銀河の円盤部)に沿って分布しています。代表的な散開星団には次のものがあります。
- プレアデス星団(すばる):おうし座にある若い星団で、肉眼でも観察できる
- ヒアデス星団:おうし座の最も近い散開星団のひとつ
- 二重星団(h・χペルセイ):ペルセウス座にある双子の星団
散開星団は誕生後、数億年〜数十億年かけて重力的な相互作用や銀河の潮汐力によって徐々に散り散りになっていきます。このため比較的若い恒星を含むものが多く、宇宙の星形成の研究において欠かせない存在です。
使い方・例文
冬の夜空にぼんやりと見える「すばる」はプレアデス星団とも呼ばれ、散開星団の代表的な例として天文ファンに親しまれています。
この用語をシェア
最終更新: