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ヒキオコシとは?

ひきおこし

ヒキオコシとは、シソ科に属する多年草で、胃腸薬の成分として古くから利用されてきた日本の薬草です。

ヒキオコシ(延命草、学名:Isodon japonicus)は、シソ科ヤマハッカ属の多年草で、日本各地の山野や林縁に自生します。「引き起こし」という名は、重病人でも復活させるほどの薬効があるという言い伝えに由来するといわれています。

葉や茎には独特の強い苦みがあり、この苦み成分の主体はエンメイン(延命素)と呼ばれるジテルペン化合物です。エンメインは胃液の分泌を促して消化を助けるとされており、民間薬・生薬として胃薬や苦み健胃薬に配合されてきました。

ヒキオコシの主な特徴と利用法は以下のとおりです。

  • 開花期:秋(9〜10月)に小さな青紫色の花を多数咲かせます。
  • 草丈:0.5〜1メートルほどに成長します。
  • 薬用部位:主に地上部(葉・茎)を乾燥させて使用します。
  • 用途:胃弱、食欲不振、消化不良の改善に。煎じ薬や粉末として利用されます。

現代では市販の胃腸薬の原料としても使われており、健康食品分野でも注目されています。苦みが強いため直接食するよりも薬用としての利用が主で、民間薬から現代の漢方的アプローチまで幅広く活用されています。

使い方・例文

ヒキオコシの葉を乾燥させて煎じたお茶は、食欲がないときや胃もたれの際に昔から民間薬として飲まれてきました。

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