パレンケ遺跡とは?
ぱれんけいせき
パレンケ遺跡とは、メキシコのチアパス州に位置するマヤ文明の古代都市遺跡で、精巧な石造建築や壁画・碑文で知られるユネスコ世界遺産です。
パレンケ遺跡は、メキシコ南部チアパス州の熱帯雨林に囲まれた地に位置するマヤ文明の都市遺跡です。マヤ語では「ラカムハ」(大水の意)と呼ばれ、7世紀ごろに全盛期を迎えた重要な政治・宗教都市でした。
パレンケは建築・芸術・碑文の質の高さで知られており、マヤ遺跡の中でも特に精巧な彫刻と記念碑的建造物を持つことで高い評価を受けています。代表的な建造物には以下があります。
- 碑文の神殿(パカル大王の墓が内部に発見された9層のピラミッド)
- 宮殿(複雑な構造を持つ行政・居住施設、天文台の塔を含む)
- 十字架の神殿群(T字形の十字架レリーフで知られる3つの神殿)
- 赤の女王の墓(2002年に発見された豪華な埋葬施設)
1952年にメキシコの考古学者アルベルト・ルスによってパカル大王(603〜683年)の石棺が碑文の神殿地下で発見されたことは、マヤ研究における大きな発見として世界的に注目されました。石棺の蓋に刻まれた精巧なレリーフは美術的にも高く評価されています。
現在も遺跡全体の3割程度しか発掘されておらず、1987年にユネスコ世界遺産に登録された後も調査が続いています。
使い方・例文
「パレンケ遺跡のジャングルに囲まれた神殿群は、マヤ文明の高度な建築技術と宗教観を今に伝えている。」
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