パラシュートとは?
ぱらしゅーと
パラシュートとは、大きな布製の傘状の装置で、空気抵抗を利用して人や物が高所から安全に降下できるようにする器具です。
パラシュート(parachute)は、傘状に広がる大きなキャノピー(幕)と多数のサスペンションライン(吊り紐)から構成される降下装置です。キャノピーが空気を受けて抵抗力(抗力)を生み出すことで落下速度を大幅に減速させ、人や貨物が高所から安全に着地することを可能にします。
パラシュートの基本原理は空気抵抗です。キャノピーが開くと大きな面積で空気をはらみ、下向きの重力に対する空気抵抗が増大します。これにより終端速度(それ以上加速しない一定の落下速度)が人体に安全な速度(毎秒5〜7メートル程度)まで下がります。
主な用途と種類には以下があります。
- 脱出用パラシュート:航空機からの緊急脱出に使用される軍用・民間機のもの
- スカイダイビング用:スポーツ・レジャーとして用いられるもの
- 貨物投下用:軍事・人道支援での物資空中投下に使用
- 宇宙探査用:大気圏再突入カプセルの減速に使用
パラシュートの歴史は古く、レオナルド・ダ・ヴィンチがその原理を素描に残していることが知られています。近代的なパラシュートは18世紀末に実用化され、20世紀の航空機時代に普及しました。現代のパラシュートは軽量な合成繊維を使用し、開傘の確実性と操縦性が大幅に向上しています。
使い方・例文
「軍用機のパイロットは緊急時にパラシュートで脱出訓練を受けている」「スカイダイビングで上空4000メートルからパラシュートを開いて降下した」のような場面で使われます。
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