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キャノピーとは?

きゃのぴー

キャノピーとは、森林において樹木の最上部の葉や枝が広がり形成する、林冠と呼ばれる連続した層のことです。

キャノピー(Canopy)とは、森林生態学において、樹木の最上部に広がる葉・枝・幹の層が一体となって形成する林冠(りんかん)を指します。太陽光の大部分をここで受け取り、それ以下の層に届く光量を大きく制御する役割を担います。

森林はキャノピーを頂点として垂直方向に複数の層に分かれています。

  • キャノピー層(林冠層):最上部。成熟した高木の樹冠が連なる
  • 亜高木層(サブキャノピー):林冠の直下。中高木が占める
  • 低木層:その下の低い樹木・大型草本
  • 草本層・地表層:地面に近い草や苔など

熱帯雨林ではキャノピーの高さが30〜50メートルに達することもあり、この層だけで地球全体の生物多様性の相当部分を占めると言われています。樹木の葉が光合成で固定した炭素はキャノピーを通じて生態系全体に供給され、また雨水の遮断・蒸散による気候調節にも大きく貢献します。

建築や都市緑化の分野では、街路樹の梢が道路を覆う状態を指して「アーバンキャノピー」とも呼びます。森林減少に伴うキャノピーの喪失は、生物多様性・炭素吸収・水循環など多方面への影響から国際的な環境問題として注目されています。

使い方・例文

熱帯雨林の調査で研究者がロープを使って木を登り、林冠(キャノピー)に設けた観察プラットフォームから昆虫や鳥の多様性を記録する、という場面でよく登場します。

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