ハリラとは?
はりら
ハリラとは、ひよこ豆・レンズ豆・スパイスを煮込んだモロッコの伝統的なスープ料理で、ラマダン明けの食事として親しまれています。
ハリラ(Harira)は、モロッコを代表するスープ料理で、トマトをベースにひよこ豆・レンズ豆・羊肉または牛肉、そして豊富なハーブとスパイスを組み合わせて煮込んだ一品です。濃厚でとろみのある食感が特徴で、主食的な位置づけも持つ栄養価の高いスープです。
ハリラが特に重要な意味を持つのが、イスラム教の断食月「ラマダン」の時期です。日没後に断食を終える食事(イフタール)の最初の一品として、デーツや揚げ菓子「シェバキア」とともにほぼ必ず食卓に並びます。断食で空になった胃を温め、タンパク質と炭水化物を一度に補給できるため、理にかなった料理といえます。
主な材料と特徴は以下のとおりです。
- トマト・セロリ・玉ねぎのベース野菜
- ひよこ豆・レンズ豆で食べ応えとタンパク質を確保
- コリアンダー・パセリ・ジンジャー・ターメリックなどのスパイス
- 小麦粉や溶き卵でとろみをつけることもある
家庭ごとにレシピが異なり、地域によっても食材や配合が変わります。モロッコ料理店では年間を通じてメニューに登場し、寒い季節の定番料理としても広く愛されています。
使い方・例文
「モロッコのラマダン中に地元の家庭でハリラをごちそうになると、スパイスの香りとひよこ豆のやさしいとろみに心身ともに癒されます。」
この用語をシェア
最終更新: