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ハニ族とは?

はにぞく

ハニ族とは、中国・雲南省南部を中心ベトナム・ラオス・ミャンマーにまたがって居住するチベット・ビルマ語族系の少数民族で、棚田農業と独自の文化で知られます。

ハニ族(哈尼族、Hani people)は、中国の雲南省南部の山岳地帯を中心に居住し、ベトナムラオスミャンマーにも分布するチベット・ビルマ語族に属する少数民族です。中国国内での人口は150万人以上とされており、中国政府が認定する56の民族の一つに数えられています。ベトナムでは「アクー」や「ハニ」、ラオスやミャンマーでは「アカ族」として知られており、国境を越えて広域に分布しています。

ハニ族が最もよく知られているのは、雲南省元陽県を中心とする紅河哈尼棚田群です。急峻な山の斜面を長い年月をかけて開墾した美しい段々畑は、2013年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。標高2,000メートル近い山地から谷底まで続く棚田は、ハニ族が1,300年以上にわたって自然と共存しながら築き上げたものです。

ハニ族は独自の言語(ハニ語)を持ちますが、長らく文字を持たなかったため、口承文化が発達しています。伝統的な衣装として女性が着る刺繍の施された黒色の民族衣装が有名で、地域や村によって模様や装飾が異なります。農耕儀礼を中心とした宗教観を持ち、祖先崇拝や自然信仰が生活の中に深く根付いています。

使い方・例文

中国・雲南省の旅行では、元陽の棚田を訪れてハニ族の農村集落に宿泊し、伝統的な生活様式や郷土料理を体験するエコツーリズムが近年注目を集めています。

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