ハナガサクラゲとは?
はながさくらげ
ハナガサクラゲとは、日本近海にも生息する大型のクラゲで、鮮やかな色彩と花笠のような美しい外見が特徴の生物です。
ハナガサクラゲ(花笠水母、学名:Cephea cephea)は、根口クラゲ目ハナガサクラゲ科に属するクラゲの一種です。インド洋・太平洋の熱帯〜亜熱帯域に広く分布し、日本では沖縄周辺や九州以南の暖かい海域で見られます。
傘の直径は最大50センチメートルを超えることもある大型のクラゲです。傘の表面には細かいいぼ状の突起が密集しており、青紫色や紫色に輝く美しい外観を持ちます。その姿が花をあしらった笠(はながさ)に似ていることから「ハナガサクラゲ」の和名がつけられました。
クラゲの体の多くは水分(約95〜98%)で構成されており、ハナガサクラゲも同様です。口腕(こうわん)と呼ばれる触手状の構造が傘の裏側から伸び、プランクトンなどを捕食します。刺胞を持ちますが、毒性は比較的弱いとされています。ただし素手での接触は避けるべきです。
ハナガサクラゲはその美しさからダイビングや水族館での展示で人気があります。クラゲ類全般と同様に、海洋環境の変化を示す指標生物としても研究者から注目されており、温暖化に伴う分布域の変化が観察されています。
使い方・例文
「ダイビング中に鮮やかな青紫色の大型クラゲを見つけ、後で調べるとハナガサクラゲだとわかった」という場面で名前が出てくる生物です。
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