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ハダカクラゲとは?

はだかくらげ

ハダカクラゲとは、外套膜を持たない裸の体が特徴の小型翼足類(浮遊性の巻貝の仲間)で、触手で獲物を捕らえる肉食性の海洋プランクトンです。

ハダカクラゲは、軟体動物門腹足綱に属する翼足目ジムノソマータ(裸翼類)に分類される浮遊性の海洋生物です。名前に「クラゲ」とありますが、クラゲ(刺胞動物)ではなく、貝の仲間(腹足類)が殻を持たない形態に特化したグループです。体長は種によって数ミリメートルから数センチメートルまで様々です。

形態の特徴として、体が透明〜半透明で、貝殻を持たず(これが「ハダカ」の由来)、翼のように発達した足(翼足)を使って海中を遊泳します。口の周囲には触手を持ち、これを使って獲物を捕らえます。

食性と捕食行動については、主にミジンウキマイマイ(有殻翼足類:テコソマータ)などを捕食する肉食性で、ときに自分と同程度のサイズの獲物を丸ごと飲み込みます。捕食の様子は微速度映像などで観察されており、意外なほど素早い動きを見せます。

生態系における意義として、ハダカクラゲは有殻翼足類(翼足類プランクトム)の個体数を制御する捕食者として機能しており、海洋炭素循環や食物連鎖に間接的に関わっています。近年、海洋酸性化によって有殻翼足類の殻が溶解する影響を受けているため、ハダカクラゲとその被食者の両方が気候変動研究の対象となっています。

使い方・例文

ハダカクラゲは海洋プランクトム研究・海洋酸性化の生態影響調査・水族館の展示で登場することがあります。透明な体と独特の遊泳スタイルから海洋生物の多様性を紹介する映像資料でも取り上げられます。

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