ハゼ科とは?
はぜか
ハゼ科とは、世界最大級の魚の科のひとつで、小型の海水・淡水魚を多数含む魚類のグループです。
ハゼ科(Gobiidae)は、スズキ目に属する魚類の科で、世界に2,000種以上が知られる大きなグループです。海水・汽水・淡水と多様な環境に適応しており、地球上の熱帯から温帯の広い範囲に分布しています。
ハゼ科の魚の主な特徴は次のとおりです。
- 体長は数センチから20センチ前後の小型種が多い
- 腹びれが癒合して吸盤状になっており、岩や底面に吸い付く種が多い
- 底生性(底のほうに棲む)で、砂泥底や岩礁に潜む種が多い
- オスが巣を守り卵の世話をする親子的な育児行動が見られる種もある
日本近海でもマハゼ・シロウオ・ウキゴリ・ボウズハゼなど多くの種が知られています。マハゼは河川の汽水域に多く、江戸時代からハゼ釣りの対象魚として親しまれてきました。天ぷら・つくだ煮の食材としても有名です。
また淡水性のハゼの仲間は渓流環境にも適応しており、カワヨシノボリなど複数種が日本の河川に生息しています。一部の種は体が非常に小さく、世界最小の脊椎動物の候補として挙げられるものもいます。生態の多様性から分類・生態学の研究対象としても重要なグループです。
使い方・例文
川や海の浅い場所でよく見かける小型の底生魚がハゼの仲間で、ハゼ科に属します。秋になると河口でマハゼ釣りを楽しむ人が多く、釣り入門の対象魚としても人気があります。
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