ニジェールサウルスとは?
にじぇーるさうるす
ニジェールサウルスとは、白亜紀前期に現在のニジェール(西アフリカ)に生息した草食恐竜で、幅広い口と数百本の歯が特徴的な竜脚類です。
ニジェールサウルス(Nigersaurus)は、約1億1000万年前の白亜紀前期に、現在のニジェール共和国にあたる地域に生息していた竜脚類恐竜です。1999年に古生物学者ポール・セレノらによって正式に記載され、以後の調査で詳細な解剖学的特徴が明らかになりました。
最大の特徴はその頭部にあります。口の先端(前方)が幅広く平らになっており、上下の顎に500本以上の小さな歯がぎっしりと並んでいました。この歯列は地面に近い植物を効率よくかみ切るために特化したもので、現代の牛が草を食むような採食スタイルを採っていたと推測されています。
体長はおよそ9〜15メートルとされ、竜脚類の中では比較的小型の部類に入ります。首もほかの竜脚類ほど長くはなく、地面付近の低い植物を主な食物としていたと考えられています。
CT(コンピュータ断層撮影)による頭骨内部の解析から、ニジェールサウルスの骨の内部は非常に薄く空洞が多いことが判明しており、「レース状の骨格」とも呼ばれます。白亜紀の西アフリカの生態系を知るうえで重要な恐竜です。
使い方・例文
「恐竜の中で最も奇妙な口を持つ草食恐竜」として、古生物学の図鑑や科学ドキュメンタリーで紹介される場面に登場します。
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