ニイニイゼミとは?
にいにいぜみ
ニイニイゼミとは、日本各地に生息するセミの一種で、「チー」という独特の鳴き声をもち、夏の訪れを告げる最初期に鳴き始めることで知られます。
ニイニイゼミ(学名:Platypleura kaempferi)は、カメムシ目(半翅目)セミ科に属する昆虫です。体長は2〜3cm程度と国内のセミの中では小型で、翅に茶褐色と灰色のまだら模様があり木の樹皮に擬態するのが上手です。
最大の特徴はその鳴き声で、「チーーー」と細く高い声を長く続けます。この鳴き声が「ニイニイ」と聞こえることからこの名が付いたとされています。鳴き始める時期が早く、梅雨の中頃から鳴き声が聞こえるため、夏のセミの中では最も早い種の一つとして位置づけられています。
分布は日本全土(北海道から九州まで)のほか、中国・台湾・朝鮮半島にも見られます。成虫は主にサクラ・ケヤキ・ウメなどの広葉樹の樹液を吸って生活します。産卵は木の枯れ枝に行われ、幼虫は地中で数年間を過ごした後に羽化します。
都市部の公園や街路樹にも生息できる適応力があり、身近なセミとして親しまれています。夏の初めに聞こえるニイニイゼミの声は、日本の夏の訪れを感じさせる風物詩の一つです。
使い方・例文
「7月上旬、公園でニイニイゼミが鳴き始め、本格的な夏の到来を知らせてくれた」というように、初夏の自然描写でよく用いられます。
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