ナマケモノとは?
なまけもの
ナマケモノとは、中南米の熱帯雨林に生息する哺乳類で、木の枝にぶら下がったままほとんど動かない独特の生態で知られる動物です。
ナマケモノは、中南米の熱帯雨林に生息する哺乳類で、貧歯目(現在は異節類)に分類されます。大きく分けて、爪が2本の「フタユビナマケモノ科」と爪が3本の「ミツユビナマケモノ科」の2グループに分類されます。
ナマケモノの最大の特徴は、その極端に低い活動量です。1日の大半(18〜20時間ほど)を木にぶら下がったまま過ごし、移動速度は毎分数メートル程度と非常にゆっくりです。これは単なる「怠惰」ではなく、低カロリーの葉を食べる生活スタイルに適応した省エネ戦略です。葉は消化に時間がかかるため、消化器官をゆっくり動かし体温も低めに保っています。
ナマケモノの興味深い特徴はほかにもあります。
- 毛並みに藻類が生え、緑色になることで木々に紛れるカモフラージュになっている
- 頭を180度以上回転させて後ろを見ることができる
- 木から降りるのは排泄(週1回程度)と移動(水泳)のときだけ
- 独特の爪で逆さにぶら下がり、筋力をほとんど使わない
現在、生息地の熱帯雨林の減少により個体数が減っている種もあり、保全が課題となっています。
使い方・例文
動物園でナマケモノが木にぶら下がったままじっとしている姿は、省エネ生活に特化した進化の結果であり、実際には環境への高度な適応といえます。
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