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ナキウサギ科とは?

なきうさぎか

ナキウサギ科とは、ウサギに近い小型哺乳類の科で、耳が小さく「ピカ」という鳴き声をもつ山岳・寒冷地の動物です。

ナキウサギ科(Ochotonidae)は、ウサギ目に属する科で、現生種はナキウサギ属(Ochotona)の1属のみからなります。世界に30種以上が知られており、中央アジア・東アジアの高山地帯から北米の山岳地帯にかけて分布しています。日本にはエゾナキウサギが北海道の山岳地帯に生息します。

外見はウサギに似ていますが、尾はほとんど目立たず、耳もウサギより丸く小さいのが特徴です。体長は10〜25センチ程度と小型で、岩場のすき間に生息することが多く、「岩ウサギ」と呼ばれることもあります。「ナキウサギ」の名の由来は、危険を感じたときに「ピカ(pika)」「キーッ」などの甲高い声で鳴いて仲間に警告するためです。

食性は草食で、草・葉・花などを食べます。多くの種が秋に草を刈り取り岩の間などに積み上げる「干し草づくり」行動をとり、冬の食料を確保します。冬眠はせず、積み上げた干し草を食べながら冬を越します。

高山・寒冷地に特化した動物であるため、気候変動による生息地の温暖化に非常に敏感で、分布域の縮小が懸念されている種が多く、気候変動の指標動物として研究されています。

使い方・例文

エゾナキウサギは北海道の山岳地帯に生息し、その「キュッ」という鳴き声と愛らしい外見から人気があります。ナキウサギ科は動物図鑑や生態系に関する学習で、ウサギとの違いを説明する例として登場します。

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