ナイバシャ湖とは?
ないばしゃこ
ナイバシャ湖とは、ケニア中部のグレート・リフトバレー(大地溝帯)に位置する淡水湖で、豊かな生態系と花卉栽培の産地として知られています。
ナイバシャ湖(Lake Naivasha)は、ケニアの首都ナイロビから北西約80キロメートルに位置する、標高約1880メートルの高地にある淡水湖です。グレート・リフトバレー(東アフリカ大地溝帯)の中にありながら、周囲の多くの湖が塩水湖であるのに対し、ナイバシャ湖は淡水を保っているという珍しい特徴があります。
湖の面積は水量によって変動しますが、通常は100〜150平方キロメートル程度とされています。湖岸にはパピルスが繁茂し、カバやヒョウ、500種以上の鳥類が生息するなど、生物多様性が非常に豊かです。1995年にはラムサール条約登録湿地に指定されました。
一方で、ナイバシャ湖周辺は欧州向けの切り花(バラなど)の一大生産地としても有名です。肥沃な土壌と温暖な気候を利用した花卉農業が盛んに行われていますが、農業用水の過剰取水や農薬・肥料の流入による水質悪化・水位低下が深刻な環境問題となっており、地域の生態系保全と農業・観光業との両立が課題になっています。
観光地としても人気が高く、ボートツアーやバードウォッチング、サファリの拠点として多くの訪問者を集めています。
使い方・例文
アフリカの地理や環境問題を学ぶ授業で取り上げられるほか、ヨーロッパで販売される切り花の原産地表示として「ナイバシャ湖産」という名称が登場することがあります。
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